株式会社アセンドが提供するCRMシステム「Omni Contact」は、Amazon Web Service(AWS)をベースにシステム基盤を構築することで、さらなる性能向上を続けております。
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格納された大量の顧客データを素早く検索できるAmazon OpenSearch Service
Omni Contactを導入いただいた企業は、膨大な顧客データをCRMに連携して、インバウンド・アウトバウンド両方に対応したコールセンター業務を行っております。複数の商材を管理するOmni Contactでは、大量のデータが蓄積されているため、顧客データの検索スピードがサービスのクオリティを高めるうえで重要な指標になっております。
そこで株式会社アセンドではOmni Contactに検索エンジンとして「Amazon OpenSearch Service」を採用しており、複雑な条件を高速で検索することが可能となっております。
Amazon RDS とAmazon CloudWatchによるセキュアな環境を実現
システムのモニタリングにはAmazon CloudWatchを採用しております。各機能の状態をダッシュボードで可視化し全社員が閲覧できるようになっており、サーバーの異常はすぐに担当の携帯へ通知することで障害を未然に防ぐ体制を構築しております。
また、Omni Contact内のデータはAmazon RDSに保存することにより、可用性と耐久性を高めています。プライマリデータベースに障害が発生した場合にスタンバイインスタンスに自動的に切り替わることで、サービスへの影響を最小限に抑えることが可能です。この安定したインフラ基盤により、エンドユーザーはコールセンター業務を止めることなく継続でき、カスタマーサービスのクオリティ向上に集中することができます。
サービス特性にマッチした可用性
Omni Contactのエンドユーザー様は日中の利用がほとんどであるため、負荷に応じたインスタンスの増減をAuto Scalingで自動化しております。ピーク時には100台ほどで処理を行い、夜間は2台まで下がります。そのため、オンプレに比べてシステム全体の負荷が均一となり、急な需要増加にも柔軟に対応が可能です。